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深刻な被災の年・・・
- 2011/03/17(Thu) -
今日現在(17日)娘はご機嫌に暮らしている様子だ
絵文字がいっぱいのメールが来ている(笑)

引越し当日の13日は、朝の9時から荷作りを始めて、
家を出発したのは11時半過ぎ。
次男の車だけではとても全部は運びきれず、
夫の車も、普段積んである仕事の道具類をすべて降ろして、
2台の車にぎっしり積み込んでの出発となった。
「今日も仕事があるから、部屋の片付けはしないですぐに寝る」
そう言っていたので、私は行かないつもりだったが、
結局は、気になってついて行くことにした(笑)

不動産屋で最後の手続き。
念のため、合鍵を作ってから娘の新居へ。
大阪市のど真中、駅から5分、日本でも有名な市場のすぐそばで、
大きな車道から1本道を入った場所にマンションが建っている。
オートロックもあるので、女の子の1人暮らしにはなにかと安心だ。
24時間営業のスーパーや、ドンキも近いから、
昼夜逆転生活の娘でも、日常の買い物に不自由はすまい。

部屋を見るのはこれで2回目だが、建物自体、とても清掃が行き届いていて、
部屋は清潔で設備が整っていて、なにより広い・・・
これで家賃48000円は、2度と見つけられないだろうと改めて思った。
実際、私が住みたいくらいだ(笑)

大きな荷物を次男と夫が運び込んでくれている間に、
あれやこれやとほんの少しの家具らしきものの配置を決め、
少しずつ収納していくうちに、残された荷物は、カバンに詰め込んだ衣類のみ、
というところまで片付いてしまった。

「やっぱりお母さんの片付け上手は、半端ないわ~
などとおだてられ、ついついその気になる単純馬鹿の私・・・
娘のほうが何枚もうわてである・・・

家に帰ったのは、午後6時を回っていた・・・
まる1日かかったのだ・・・
簡単な買い物を済ませると、簡単な夕食。
次の日の芝居の稽古に備えて、さっさと入浴し、すぐに眠りについた・・・

それでも、娘が帰ってこなくなった先月13日から、毎晩午前3時に目が覚める。
ああ、こんな時間にあの子は働いているのか・・・
どんなふうにして働いているんだろう・・・
体は大丈夫なんだろうか・・・
疲れてはいないだろうか・・・
いろんな思いが巡って、もう一度眠れる時もあるが、そのまま朝を迎える日も多い。
一旦、病気を承知で家から出した以上は、どこでどんなことが起こっても、
それは運命として受け入れるしかないのだ。

2011年3月11日以降、日本に深刻な被災が起きている今、
たとえ私ごとであってもそう思う。
今年は、深刻な被災の年として、生涯、記憶に残ることだろう・・・
そして、願わくば、日本中の善意が、かつてないほどにひとつになった年として、
あらたな記憶に刻まれていって欲しいと思う・・・

今現在、何が起きているのか。
報道管制は行われていないのか。
しかし、現実には「不都合な真実」は報道されていないとしか、私には思えない。

東京に住む長男家族が、関西に避難してきたらどうするか・・・
そんなことさえもすでに思い巡らせている。

今日は、市から要請のあった支援物資のトイレットペーパーを買おうとしても、
「1人1パック」と制限されていた。
お店の人に聞くと、「買い占めていく人が多くて、仕方なく制限しているんです」とのこと。
家の買い置き1パックを持ち出し、やっと2パックを届けることが出来た。

sien.jpg

大阪に住んでいてさえも「買い占め」をしている人たちは、
ほかの人たちの生活を犠牲にしてまでも、果たさなければならないような、
緊急な仕事に従事しているとでもいうのだろうか
怒りが込み上げてきて、そして、情けなさが全身に広がっていった・・・
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