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DV⑥
- 2007/09/29(Sat) -

DVが子どもに与える深刻な影響
 
ドメスティック・バイオレンスの被害者は、
配偶者である大人だけではない。
大人同様に、子どもが被害者になることも多い。


暴力に巻きこまれ、身体的ダメージを受ける


父親が母親に暴力を振るい、それを子どもが止めようとすることで
暴力に巻きこまれたり、突き飛ばされて怪我をすることもある。
直接的に子どもが被害者になることも少なくない。
暴力を受け続ける子どもは、精神的な成長も止まってしまい
一人で着替えやトイレに行けるほどに発達した子どもでも、
暴力を受けつづけることにより、一人で行動することができなくなり、
幼稚化してしまうこともある。


暴力を目撃し、精神的ダメージを受ける


暴力を目撃することによる心身のストレスは測りしれない。
DV被害を目の当たりにし続けることによって、
「自分は何もできないんだ」と自分を卑下し始めたり
家庭が崩壊していくことへの不安から、引きこもりや不登校になったり、
行動のコントロールが効かなくなるなど、心身に様々な影響が出る。


暴力を受けた母親から暴力を受ける


夫から暴力をうけることによって、
そのはけ口が子どもに向けられる場合もある。
夫から妻へ、妻から子どもへと、暴力の連鎖がおきる。
また、夫に暴力をふるわれることによって母親は精神的にダメージを受け、
子育てに支障がでる場合も多い。


暴力をふるうために利用される


子どもを利用した暴力もある。
自分が言いたいことを子どもを通して言わせたり、
子どもを取り上げると脅したり、子どもの目の前で非難したりする。


暴力をふるう大人になる


家庭内で暴力が当たり前である環境で育った子どもは、
大人になったときに家庭内で暴力をふるってしまう可能性が高くなりやすい。


アダルトチルドレン(AC)になる


子どもは、家庭内で起こっているひどい状況を
家庭の外では隠そうとする。
家庭がどんな状況でも、学校などでは楽しそうに振舞う。
子どもは「自分が良い子でいなければ」という思いから、
つねに周囲に気を遣い、頑張りつづけ、
「周りの人たちの期待に応えよう」
「自分を受け入れてもらえるように振舞おう」という態度を取りつづける。
こうして子どもは大人になっても、
周りの様子をうかがい、他人に受け入れてもらうために嘘をついたり、
心から人と打ち解けられなかったり、自己批判をするようになる。
そして次第に、その葛藤から
アルコール依存症や摂食障害で苦しんだりすることが多くある。


ドメスティック・バイオレンスが子どもに与える影響は非常に大きく重大で、
実際に、ドメスティック・バイオレンスを受けている事実を
被害者が誰かに相談したり打ち明けようと思うきっかけになるのは、
子どもへの影響が目に見え始めたからという人も少なくない。

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コメント
- 面前DV -
『面前DV』が「子供の脳」にとって有害であるということが、
様々な研究で明らかになっています。

DV目撃で子どもの脳萎縮 心の病との関連指摘
(福井大などの共同研究)

・両親間の暴力や暴言を吐く場面など
 ドメスティックバイオレンス(DV)を日常的に目撃した子どもは、
 脳の一部が萎縮する傾向があるという研究成果を、
 福井大子どものこころの発達研究センターの教授らがまとめ、
 米オンライン科学誌に発表している。

・脳が最も影響を受けやすい年齢は11~13歳で、
 身体的な暴力よりも、怒声・暴言の方が、
 子どもの脳に深刻な影響を与えることも分かっている。

・DVの目撃が成人後も心の病といった形で影響が現れると
 心理学などでも指摘されている。
2014/05/30 09:16  | URL | 宗像 #oM6tt0T6[ 編集] |  ▲ top


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