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阿闍世・コンプレックスを考える②
- 2007/12/22(Sat) -
この物語は、
観無量寿経や涅槃経をはじめとする
種々の仏典に断片的な記述があり
古澤氏はこれら仏典のいくつかから
阿闍世物語を断片的に収集し、
独自の仏教説話を創案・構成して
一つの物語として編集しました。

1970年代初めには、
古澤氏の流れを汲む精神分析医小此木氏によって
さらに改編が加えられ
現在語られる「阿闍世物語」は
その原典とはかなり異なった様相を呈しています。

仏典における阿闍世の物語は、
古代インドのマガタ国に生まれた阿闍世が
釈尊に対抗して仏教教団を分裂させ
自ら新仏になろうとして新仏教団を組織していた
提婆達多にそそのかされて、
最初は父を幽閉するのですが、
それを見かねて父のもとにひそかに食事を運ぶ
母の韋提希をも幽閉します。
こうして父は食事を断たれて餓死し、
阿闍世は自ら王位につきました。

しかし、その後、阿闍世は
後悔の念と罪の意識に苛まれ、
その罪の重みに耐えかねて、
全身に大悪瘡(悪いできもの)ができ
死を予言されます。
こうして大臣耆婆の勧めで赦しを乞うてブッダに帰依し
その後は仏教の偉大な庇護者になったというものです。

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